ウッドデッキの素材 <SPF材とは>
ウッドデッキを実際にDIYする際に重要になってくる点は、その素材を何にするかです。
ウッドデッキは雨風にあたり、とても傷みやすい環境にさらされてます。
なので、強度と耐久性があり腐りにくい木材がウッドデッキに求められてきます。
もし、あなたが自分で作る時は、まず材料をしっかり吟味しましょう!
まずはホームセンターなどで一番主流な素材。
『SPF材』から説明していきます。
「SPF」とはどんな材木なのか・・・
SPF材とは「S=スプルース=トウヒ(エゾ松)」・「P=パイン=松」・「F=ファー=モミの木」、3種を総称した名前です。
この3種類の木材は、特性のとても似た材料で見た目にも区別が出来ないくらいの材料です。
肝心の特性は、軽くてやわらかく加工性に優れていますが、耐水性が非常に低く、国内では内装材として(ツーバイ工法用パネル枠材など)莫大な需要を誇る木材です。
SPF材は腐りやすいため、通常、外装建築物にはつかってほしくない材料です。
ホームセンター等で見かける薬品処理されている緑がかった木材は、SPF材の「CCA加工済み(防虫防腐薬品処理)木材」です。
CCA加工は効果が長持ちしないほか、人体に影響が心配される薬品です。手の触れる部分にはあまり使いたくない材料です。
何となく分かっていただけたでしょうか・・・
「なーんだ、SPF材、加工も容易だし何よりすごーく安い!」
確かにそうなんですが・・・
SPF材は雨風がまともに当たるデッキに使用すると1、2年で腐ってしまいます。
ちゃんとメンテナンスを毎年行なえばいいことなのですが、毎年デッキのメンテに何万のお金と時間を費やすのも面倒。。。かなと。
いやいや、それも楽しみだし、腐ったらまた新たにデッキを違うデザインでつくりなおせて楽しいわ〜。という人にはオススメのデッキ材です。
SPFの特徴
安価
身近なホームセンターで入手可能
そのため少量なら目視で木材を選別可能
加工性良好
風通しのいい状態で、塗装メンテナンスを行って耐用年数5年〜10年
シンボルツリーにお勧めする木、生垣や目隠しにお勧めする木、グランドカバーにお勧めの木などなど...
その他、庭づくりにかかせない資材などを紹介しています。
木が主役のお庭づくり


ナチュラルガーデン...
決して野放しでできたお庭をナチュラルガーデニングと言うわけではありません。
無理して造ったわけではなく、人々が日々の生活をしている間に、時の流れとともにできた情景、どこかの国の特別ではない風景を連想させるお庭をめざして、こだわりのガーデニンググッズ、植物をさがしてみましょう。。。
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