レンガの敷き方
ここでは砂またはドライモルタルでレンガを敷き込む方法を説明します。
どちらの工法も、基本は同じです。
庭に植物を多く植え込み、水はけをよくしたいなら砂のみの工法を、強度や正確を意識して仕上げたいならドライモルタルを用いた工法がオススメ。
また、ここで説明する敷き床作りは、石やタイルなどでも応用できます。
必要な道具と材料
レンガ
砂またはドライモルタル(5センチ層で1平方メートルあたり40キロ必要)
板(幅10センチ、厚さ3センチ程度、長さ2メートルのもの=水平やそろえた高さを見るのに便利)
板(30センチ程度でもてる程度のもの=砂やドライモルタルをならす時に使用する)
スコップ
ハンマー
水平器
小槌
チョークまたは石灰
杭
水糸
スポンジ
目地ゴテ
1 レンガを敷く位置をチョークまたは石灰で描き、目安にする。
2 1の場所の四方に杭をたて、地上から7センチに水糸を張る。
3 水糸が水平かどうかを板と水平器で見る。
4 地上から4センチの深さを掘り、角材や足で踏み固める。
5 レンガを置いてみて、水糸との間が5センチになっていればOK。
POINT!
ここでしっかり平らにすることが重要。
せっかく敷いたレンガがある日気づかないうちに下がってしまい、ガタガタになる恐れがあります。
この上にそのまま敷いてもいいくらい、何回か踏み固めて仕上げましょう。
面倒に思わず、頑張って!
6 平らにした地面に乾燥した砂またはドライモルタルを5センチ敷く。
7 板を使って砂を敷いた地面を平らにする。
8 レンガを敷き詰めてみる。目地幅は1センチ程度で。
9 目地幅を調整しながら、位置をしっかり決める。
POINT!
距離が長いといつの間にか曲がってしまうことがあるので、ここで調整します。目地幅は1センチくらいの幅の板を目地に差し込むと均一に仕上がります。また個々の目地幅も大切ですが、目地全体が通っていると整然としていてすっきり見えます。
10 目地の中に砂またはドライモルタルを入れる。板などでならして、均一に入るようにする。
11 目地ゴテで砂またはドライモルタルを押さえる。砂の場合はこれで工程は終了。
12 ドライモルタルを使用した場合はセメント質のついたレンガを、水がたっぷりついたスポンジで洗い拭きする。
POINT!
こうすると、ドライモルタルに水が自然としみこみます。あとは乾燥するのを待つだけです。ただし、あまり目地に水を含ませすぎるとセメントが流されてしまうので気をつけて。
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